弊社では生産者との関係構築を重要視し、定期的に海外出張を行っております。
今回は、前回に引き続き海外出張レポート、フランス・ブルゴーニュ編②をご紹介いたします。

前回のブルゴーニュ編①をまだご覧になっていない方は、是非そちらもご覧ください。
⇒「フランス・ブルゴーニュ編① / ロロン・エ・フィス」を見る

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目次

1.コート・シャロネーズ地区

2.カーヴ・デ・ヴィニュロン・ド・ビュクシー

― 醸造施設見学

― 熟成蔵見学

― テイスティング

3.その他のおすすめワイン

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1.コート・シャロネーズ地区

北のコート・ド・ボーヌから南のマコネ地区まで、全長25km、幅7kmに伸びる産地。土壌はコート・ド・ボーヌと似た粘土石灰質土壌で、気候も似ていますが、南に行くにつれて地中海性気候の影響をより受けます。

アリゴテから造られる白ワインのみに認められる「ブーズロン」や、シャルドネとピノ・ノワールを主体に造られる「リュリー」「メルキュレ」「ジヴリ」「モンタニー」の5つのアペラシオンが、なだらかな丘陵地帯に点在します。
バランスが良く高品質でありながら、コート・ドールのワインよりも比較的安価に手に入るため、コストパフォーマンスに優れたエリアとして人気を集めています。

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2.カーヴ・デ・ヴィニュロン・ド・ビュクシー

カーヴ・デ・ヴィニュロン・ド・ビュクシーは、コート・シャロネーズの約120件の生産者によってビュクシー村にて創立された生産組合。代々伝承してきた知恵やノウハウを持ち寄りながら、高いクオリティのワインを造ることを目指し、且つ環境に配慮した葡萄栽培を心掛けております。

さらに、現代的な醸造設備の取り扱いに長けた醸造の専門家としてアラン・ピエールを醸造家兼テクニカル・ディレクターとして迎え入れたことにより、葡萄栽培家たちはより畑仕事に専念できるようになっております。栽培家たちからも厚い信頼を得ており、372件の栽培家が組合に加盟するまで成長しました。現在は市場の需要にあった「低価格でも美味しいワイン」を産み出す事で、消費者からの絶大な信頼を得ております。

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【醸造施設見学】

まずは、説明を受けながら施設内を見学させていただきました。
下記の写真は2014年に撮影のもので、ここからさらに増築し、年々蔵を増やしているそう。白ワインやバックヴィンテージなどで蔵を分けていると仰っておりました。

内部はまさに大きな“工場”といった印象。ボトルのパレットを運ぶ機械など、様々なものが機械化されています。

ステンレスタンクの温度管理のスイッチは一か所にまとめられ、一括で管理できるようになっていました。

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【熟成蔵見学】

次に、樽の熟成蔵を見学させていただきました。
樽は全部で1700樽あり、1400が赤ワイン用、残り300が白ワイン用。80％ほどがブルゴーニュ産の樽で、他にもアメリカ産の樽なども使用しているとのこと。
赤ワインやドメーヌ物、単一畑のワインなら樽を100%使用、さらにプルミエ・クリュであれば新樽を使用。白ワインに関しては、あまり樽は使用しておらず、使用したとしても2～3%程だそうです。

樽を使用するかどうかはヴィンテージにもより、例えば2021年は生産量が少なかった為、樽を使用したものが多く、2023年は生産量が多いので、樽の味わいのインパクトは少なくなっているそうです。

また、生産者曰く2023年ヴィンテージについては「初めの方は涼しく、雨が降った為病気にもなった。8月半ばから急に気温が上がり、すぐに収穫する必要があった。暑さのおかげで生産量が増えたのは良かったが、酸味が少なく丸みのある味わいになった。」と仰っておりました。

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【テイスティング】

新ヴィンテージを含む弊社取り扱い商品をいくつか試飲させていただきました。
その中でも印象的だった3種類をご紹介させていただきます。

※現行ヴィンテージと新ヴィンテージとで醸造工程や味わいが異なる場合がございます。
※現行ヴィンテージが変更になっている場合がございます。その際はこちらをご確認ください。

ブルゴーニュ編②は以上になります。次回もお楽しみに！

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3.その他のおすすめワイン

⇒カーヴ・デ・ヴィニュロン・ド・ビュクシーの全商品を見る(業務店様向けWEB注文サイト)